
【住宅の設計】
planning of house 1. 家づくりのこと。 2.設計のこと 。 3. 出発点として。
住宅の素材
これまでにいくつもの住宅を作ってきました。これからもいい住宅を作っていきたいと考えています。いい空間は間取りだけでなく、明るい光やぼんやりと暗い場所、快適な空気、確かな素材、日常の機能性、堅固な構造、長期にわたる耐久性、飽きのこないデザイン、ちょっとしたユーモアなどを「材料」に作られています。
この材料の配合のバランスと、メリハリをつけるコントラストが大切だと考えています。もちろん予算も重要です。限られた条件でも可能性を限定していくのではなく、自由な思考で判断して、イメージに近づく方法を考えていきます。敷地環境や住む人の理想のライフスタイルを実現するために。
家づくりのコツは既成概念にとらわれないこと同時に、いかに具体的に空間をイメージできるか、ということになります。雑誌に出ている他人の家をつくる訳ではありません。他でもない、これからの自分の生活を、毎日の出来事を考えることだからです。たとえばお気に入りのソファーでお茶を飲むときの湯気やまわりにある空気のこと、そこでの会話や背景の壁の質感、自分の身の回りに置きたいイメージは自分の中にしかありません。
設計とは、その未だ見えないものを「見えるように」していくことです。設計者に見えないものを作る術はありません。建て主との会話のなかに眠っているイメージを発見して、そこにふさわしい形を与えていくことは可能です。行間に漂う具体的なイメージを翻訳して図面に定着させて、それを施工者に渡して、注意深く現実の材料に置き換えていくと、目の前にこれから暮らすための家が現れるのです。
設計者の役割はその橋渡しをすることにあると思っています。
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設計相談
1. とりあえず話をしてみる。2. 要望とイメージについて意見交換。3. 予算とスケジュールの話。
家づくりのスタートです。予算や敷地のこと。新しい家のイメージを伺い、どんな建物が作れるのかを考えてみます。これまでの設計事例を参考にして、家づくりの考え方の説明をします。
好きな物、こだわりなどの話をそれぞれにしたり...
相談は無料で行っています。
家作りの相談では、簡単な予算シミュレーションを行って、希望のプランがどのくらいの費用になるのかを検討したりします。
それだけではイメージがつかみにくい場合など、実際の条件に具体的なプランをあてはめてみる企画設計(プラン提案:有料)も行っています。
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設計契約
1.設計を依頼する。2. 設計の条件を確認する。 3. 設計料やスケジュールを決める。
相談をして、設計を依頼したいと思ったら、次のステップに進みます。スケジュールや、予算を確認して、設計図の作製、施工の品質管理の作業を建築家に依頼する「設計監理業務委託契約」を建主/設計者の間で行います。設計期間、設計監理料、
成果品などもそこで決めます。
契約内容、設計監理の費用などは、個別の設計条件を踏まえて設定していきます。契約前に資料、見積書を提示します。設計監理費のお支払いは、通常6回(契約時10%、基本設計終了時20%、実施設計終了時25%、着工時15%、上棟時10%、竣工時20%)で行っていただいています。
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基本設計
1. イメージを空間にする。2. 敷地に似合う建物を考える。3. 光や風をデザインしていく。
設計を開始します。図面や模型をつくって、空間のイメージ、使い方を確認していきます。間取りや機能性の検討のために比較案を作って、可能性をあれこれ考えます。スケッチを描いて、実際の様子を想像しながら、光の質感、使用する素材や機器のこと、断熱や耐震性など設計の基本スペックを固める重要な作業です。
打合せのなかでのアイディアを盛り込んで「基本設計図書」に成果をまとめていきます。予算のなかで最大限に要望を実現するために、さまざまな検討を行います。
並行して敷地の法規制調査や建物の構造形式を検証します。敷地測量や地盤調査が新たに必要な場合は、この段階で調査(別途有料)を行います。
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実施設計
1. 細部や素材を考えること。2. 感覚と機能の技術的検討。3. 工事発注に必要な図面をつくる。
基本方針が固まったら、細部の詳細設計など工事発注に必要な図面を取りまとめる作業に移ります。キッチンや造作家具、床材やタイルの素材や色、照明や水栓金具の選定など、ライフスタイルのこだわりを反映させていきます。構造計算や採光、換気量計算など、基本スペックを実現する技術検討と図面の作製を行います。
コンセントやスイッチ、ドアハンドルの高さなど、使う人の視点に立って生活のシミュレーションをしながら、位置や寸法を決めていきます。見た目のデザインだけではなく、耐久性、メンテナンスを考慮して、全ての材料の使いかたを考えます。
「実施設計図書」は、50〜80枚程度(新築の場合)の図面になります。
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確認申請
1. 建築規制の調査検討。2. 法規に適合する図面資料の作製。3. 建築許可をとる手続き。
設計した建物の建設許可を受けるための行政手続きを行います。実施設計と並行して、法規制や技術基準に適合した設計内容であることを証明する図面と書類を作製します。行政の所轄窓口や審査機関に資料を提出して審査を受けます。内容が受理されれば「確認済証」が発行されて、着工の許可が与えられます。
建蔽率や容積率、斜線制限など行政が定める範囲内で計画していること、建物の安全性などの各種計算資料を提出します。近隣からのクレームの回避や金融機関の融資の際に必要となる重要な書類です。審査手続きにあたっては、別途納入金(印紙代、審査費)が必要になります。費用は規模、審査機関によって異なります。
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見積査定
1. 工事金額の見積りを施工会社に依頼する。2. 金額と予算の調停。3. 発注する施工会社の選定。
図面が出来たら、工事を行う施工会社を選びます。技術力のある施工者を数社リストアップして、工事発注金額を決めるための施工見積を依頼します。図面を渡して3〜4週間で各社から見積書が提出されます。見積内容から図面仕様と施工品質が適合しているか検討し、工事を発注する施工会社を決定します
見積で予算オーバーとなった場合は、施工者と設計内容、金額について協議を行い、無理のない予算で実現できるように仕様と金額を調整していきます。
依頼する施工会社に建主に心当たりがない場合は、実績のある施工者をリストアップ、紹介しています。
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工事契約
1. 施工会社との工事契約。2. 発注仕様と工事金額の確認。 3. 引渡日などスケジュールを決める。
施工金額、発注仕様が確定したら、建主/施工者で「工事請負契約」を結んで、工事を発注します。契約の際には、予算、発注内容の再確認とともに地鎮祭、完成引渡日などスケジュールの打合せを行います。契約が済んだら、近隣にも工事開始の挨拶をして、いよいよ着工となります。
見積書、図面仕様書、工事約款を綴じ込んだ書類を作製して工事契約を行います。
その際に、騒音や安全対策など近隣への配慮の方法や、地中障害物といった着工前には想定していないことが発生した場合の対応方法(予算、設計変更)などリスクマネージメントについての指針を建主/設計/施工の3者で打合せておきます。
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工事監理
1. 確実な施工のための検査。2. 工事の問題点の是正。3. 細部に関する詳細な指示をする。
地鎮祭が終われば、工事がスタートです。施工者の行う工事が設計図に沿ったものになるように「工事監理」を行っていきます。制作図のチェックや、施工内容を検査して報告を行います。詳細な形状や寸法、質感や色彩を指定する指示書を作製して細部に至る完成度と品質を確保していきます。工事が完了すると「竣工」です。
工事監理は週一回の現場監督を交えた「定例会議」と、工事の各工程での検査と指示によって行われます。施工者の報告と工事内容を判断して、品質確保に必要な指示を与えます。現場施工内容、工事記録写真などをまとめた「定期報告書」を作製して建主に提出し、施工内容の方向性を確認していきます。
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保守点検
1. 建物の定期点検を行う。2. 老朽化した部分の補修方法の提案。3. 家具選定のアドバイスなど。
完成した家をいつまでも美しく使い続けるためには定期的なメンテナンスも必要です。たとえば機器や建具に発生した初期不良を調整したり、年1回の定期点検を行い、老朽化部分のチェックして、維持補修方法などを提案していきます。その他、家具や備品の選定などインテリア、エクステリアづくりのアドバイスも行います。
家は竣工引渡の時が完成ではありません。5年10年と毎日生活しながら「空間」を育てていくものです。緑や小物の配置で彩りを与え、古くなっていく素材の味を楽しみ、ライフスタイルの変化や補修の必要のあるものに対応しながら、家の「記憶」を増やしていきます。家はつねに変化しつづけるものだから楽しいのです。
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設計の流れ
1. 設計の進み方。2. 各フェイズの所要月数。3. スケジュールの組み立て。
設計の相談から建物の竣工まで、およそ1年から1年半ぐらいかかります。
新築の場合、アイディアを考えて図面化して工事に着手できるまで半年程度、工事に半年程度は必要です。インテリア、リフォームの場合はもっと短くなりますが、スケジュールの計画はある程度余裕をもって組み立てる必要があります。希望のイメージを実現するために考えることはいっぱいあります。長いようで短い期間です。
いい建物をつくるには基本設計と見積査定の期間を余裕をもってスケジュール組みをすることが大切です。
特に予算に余裕がない場合は、不利な条件をプラスにもっていくアイディアを生み出すこと、本当に必要なものを見きわめる時間がとっても大切なのです。無から有は生まれません。「考える時間」は、いい空間をつくる最大の「資源」になります。
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設計料
1. 設計監理報酬。2. 必要図面の検討と作製費。3. デザインやアイディアを実現する報酬。
設計から工事監理、そして定期点検などメンテナンスに関する業務費用として、設計監理費をいただいています。
金額の算定にあたっては、設計内容と敷地条件、そして予算に応じて個別に設定させていただいています。
詳しくは相談の際に設計料の見積りを行わせていただきますが、予算設定などの計画にあたり、設計料の目安として「料率表」を参考にご検討ください。
上のグラフは一般的な設計料の対工事費比率を表しています。
たとえば工事費3000万の場合、料率12.75%、設計料は382.5万程度となります。
料率表は、検討の目安としてお使いください。設計料は個別に設定させていただいています。伺った要望などイメージの実現に必要な検討と図面を作製するための所要日数を想定して、これに人件費、経費、技術料などを乗じて算出します。
したがって、作業負荷が小さければ、料率表より安くなりますし、敷地条件など難易度が高い場合は、工事費に対する相対的な作業量が大きくなるので料率としては高めになります。
上記は新築に関するものです。リフォームや家具の設計では部分ごとの費用算定を行っています。いずれのケースも具体的なリクエストに配慮したものとさせていただいていますので、お気軽にご相談ください。
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企画提案
1. プラン提案。2. 空間と予算のシミュレーション。3. 設計コンセプトの提案。
設計を依頼してみたいと考えてはいるものの、家をつくるのは初めてだし、自分のイメージを実現するアイディアがでてくるか未知の部分もあったりして、相談してすぐ設計依頼まで踏み込めないケースもあるかと思います。
そこで、設計契約を結ぶ前に企画シミュレーションを行い、基本的なアイディアや家づくりに対する考え方を確認してみる、というストーリーも用意しています。
お気軽にご相談ください。
具体的には「プラン提案」というかたちになります。お会いして具体的な敷地、予算、要望のヒアリングを行って、2〜4週間程度で基本アイディアとプランを提案します。この作業に関しては有料とさせていただいています。
そこで提案するプランのコンセプトやイメージなど、気に入っていただけるものでしたら、さらに検討を進めるために設計契約のステップへと進むというものです。
個人住宅、リフォームなどのプラン提案の概要は以下になります。
1) 制作期間:2〜4週間
2) 成果品:
・平面図 (各階:1/100)
・断面図 (1面;1/100)
・外観模型 (1/100)
・イメージパース (主要室)
・予算書 (建設費、設計費)
3) 費用:5,2500円(税込)
ご相談お待ちしています。
[問い合わせ]
e-mail : info@ha-na.net
橋本直明建築設計室 代表 橋本直明 宛)
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